大阪狭山9月定例市議会は、8月30日から9月26日までの日程で開かれました。 今議会では、昨年12月議会で議決に至らずとなっていた、市会議員及び特別職の期末手当の減額提案(報酬審議会答申に基づくもの)が再度提案されました。 日本共産党市会議員団は、引き続き市提案に賛成しましたが、公明党、民主さやま、フロンティアネットの3会派は、昨年提出された修正案よりもさらに削減幅を大幅に縮小する修正案を提出し、多数で可決しました。
この経過を聞いた市民は、福祉センターの入浴にも「利用者の負担はあたりまえ」などと言って、「市民には冷たい態度をとるのに、自分には甘いんやなあ」とあきれ顔でした。
昨年、特別職報酬等審議会は、「地方公共団体をとりまく環境、社会経済情勢等を十分踏まえながら、本市の財政の合理的な運営に、特に重点を置いて審議した」と述べ、その結論として、「報酬は現行のとおりとし、期末手当の支給を現行の4、45ヶ月から3、35ヶ月にする」として1、1ヶ月削減の答申が出されました。
市当局は、この答申をもとに昨年12月議会に期末手当1、1ヶ月削減の議案を提案しました。共産党は賛成しましたが、当時の新政さやま、フロンティアの会派は、0、44ヶ月の削減にするとの修正案を提出、公明党は継続審査を主張したため、市提案、修正案、継続、それぞれ過半数の8名に達せず議決に至らなかったもので宙に浮いた状態になっていました。今回、再提案され継続審査の態度をとっていた公明党がどのような態度を取るか注目されていました。
昨審議会答申を尊重」と言うけれど、実質否定ではありませんか
ふたを開ければ、公明党、フロンティアネット、民主さやまの議員は、昨年の修正案よりもさらに削減幅を縮小して、0、13ヶ月とする修正案を提出しました。
具体的な額で見れば、審議会答申では、年間62万7千円の削減、これを修正案は7万4千100円の削減にとどめるものです。
公明党などは「審議会の答申は尊重する」と強調していましたが、この大幅修正は、審議会答申を否定するに等しいのではないでしょうか。
共産党は市提案に賛成 福祉センター入浴無料の財源にと主張
日本共産党市会議員団は、「国の悪政のもと、市民には福祉や身近な施策の切り下げと負担増を進めながら、議員は審議会の答申すら無視をして、都合のいい理屈をつけて修正するなどは、余りにも身勝手すぎる」と指摘し、修正案に反対し市提案に賛成をしました。
また、日本共産党は、老人福祉センターの入浴料無料化復活提案を行ない、財源は期末手当削減分をあてるよう主張しました。しかし、他党派は「受益者負担はあたりまえ」と無料化に反対しました。
共産党は市長など特別職の退職手当50%削減を提案するも他党・他会派の反対で成立せず
なお、日本共産党市会議員団は、市長など特別職の退職手当についても50%の削減提案をしましたが、他会派は、「報酬審議会で審議すべき」として否決しました。
| 議 員 氏 名 | 党 派 | 福祉センター入浴料無料化復活 (共産党提案) | 議員と特別職の期末手当て削減 (報酬審議会答申に基づき市が提案) |
| 北村栄司 | 共産党 | 賛成 | 賛成 |
| 松尾たくみ | 共産党 | 賛成 | 賛成 |
| こもだ育子 | 共産党 | 賛成 | 賛成 |
| 田中 昭善 | フロンティアネット | 反対 | 削減幅縮小 |
| 西野 栄一 | フロンティアネット | 反対 | 削減幅縮小 |
| 一村 達子 | フロンティアネット | 反対 | 削減幅縮小 |
| 井上健太郎 | フロンティアネット | 反対 | 削減幅縮小 |
| 中井 新子 | フロンティアネット | 反対 | 削減幅縮小 |
| 原口 良一 | 民主さやま | 反対(委員会) | 議長のため採決に加わらず |
| 丸山 高廣 | 民主さやま | 反対 | 削減幅縮小 |
| 冨永 清史 | 公明党 | 反対 | 削減幅縮小 |
| 片岡由利子 | 公明党 | 反対 | 削減幅縮小 |
| 加藤 元臣 | 公明党 | 反対 | 削減幅縮小 |
| 西尾 浩次 | 政友会 | 反対 | 賛成 |
| 諏訪 久義 | 政友会 | 反対 | 賛成 |
| 山本 尚生 | 政友会 | 反対 | 賛成 |
この、各議員の態度市民のみなさんはどうお考えでしょうか。
松尾たくみ 365−7238
★市民の声が反映される後期高齢者医療制度を
来年4月から後期高齢者医療制度が実施される。医療内容の悪化と負担増など抜本的改善が必要である。
【問】43町村で構成する広域連合議会の議員定数20人、増員をすべき。【答】 当面は見守りたい。
【問】 大阪の保険料は全国平均の6200円より高いと聞くが高齢者の実情に合ったものにすべきだ。
【答】 政省令の基準により所得割・均等割を算定。国保と同様7割、5割、2割の軽減措置がある。
【問】減免制度の実施と、資格証明書は発行しないようにすべき。
【答】 減免は検討する。資格証明書は原則交付するが、実情を把握し運用面では検討する。
【問】一般と異なる差別医療が導入される。国に改善の働きかけを。
【答】一部包括定額制が導入され、審議会で医療のあり方が検討されている。当面は動向を見守りたい。
★市民のくらし守る市政を
【問】 参議院選挙では自・公政権が大敗したが、貧困と格差を拡大した「構造改革と改憲」路線は変えていない。憲法 9条を守ることや、くらしを守るため憲法25条を生かすことが重要と松尾巧市議が代表質問で市長に聞きました。
【答】9条の戦争放棄は平和憲法の象徴である。世界に誇れる平和憲法の精神を失わないようにしたい。憲法25条は重要。生存権や社会保障を守るため国は責任を持つべきである。
★障害者を守る対策を市も国も行なうべき
【問】 障害者自立支援法で負担が増大している。応益負担撤回を求め、市としても負担軽減措置を国に求む。
【答】 国へ軽減策の再延長を要望する。市は移動支援の負担軽減を実施しさらなる軽減を協議中である。
★大阪狭山市駅の踏切拡幅に関連する安全対策の充実を
【問】 工事内容の住民への徹底と境界ブロックや東側への歩道延伸、西側での電柱移設やその部分の道路拡幅と歩道の整備を望む。
【答】 チラシ、戸別訪問で周知徹底に努める。東側では改札口付近の歩道整備、西側では改札口西で一部区間道路拡幅をする。
その他の整備は市全体の中で順位を決め進める。
こもだ
育子市議 367ー3565
★市民プール2ヵ所の復活を
【問】 市条例では、東小・西小・第7小・南中の各プールの4ヵ所を市民プールとして開放している。 ところが、第7小と南中のプールは開放されてないと市民の苦情が入った。議会にも報告せず一方的に休止していることは問題。
身近な地域で安心して水に親しめる交流の場であり健康増進、体力向上をはかる点からも有意義なものであるため条例通り復活を求める。
【答】当分の間は現状のままとするが、市民ニーズや利用状況の推移を見極め、総合的にプール開放について検討していく。
★災害時の避難所整備は万全か
【問】 最近、大規模地震や台風被害が各地で起こっている。 いざという時の避難所整備は重要である。
その避難所に指定されている南中学校の体育館が大雨の時、床まで浸水したと聞いた。その後の対応や耐震性の促進と安全チェックを求める。
【答】 すぐに補修を行なった。耐震補強は可能な限り早期に行なえるよう計画的に取り組んでいる。施設管理者、防災担当、各所管グループと情報交換を行ない安全性を確保する。
★市立斎場にクーラーの設置を
【問】 現在、市立斎場の炉前ホールはクーラーがありません。
真夏の暑いときだけでも何とかできないかとの要望がある。クーラー設置を求める。
【答】待合ホールは完備しているが炉前ホールは設置されてない。早急に対応していく必要があると考えている。
北村栄司 366−1615
★狭山池博物館前から池北交差点へ歩道設置を
問】 狭山池博物館前バス停から狭山池北交差点にかけての途中、歩道がありません。工夫して設置できるよう要望する。
【答】 敷地の一部が使用できれば可能なので、大阪府及び狭山池土地改良区と協議していきたい。
★信号機設置など交通安全対策3ヵ所を要望
@西山台第13公園付近三叉路の交通安全対策について、地域のみなさんから要望について
【問】@三叉路への押しボタン信号機を設置してください。
【答】押しボタン信号を設置した場合、一旦停止規制が解除され赤信号の間は停車するが、黄色の点滅信号の間は停車せずに交差点に進入し、かえって危険、取り締まり強化の方が安全との黒山警察の見解である。従って、設置は困難と判断。
【問】A朝の通学時だけでも一旦停止を徹底させるため警察の立会いをしてもらいたい。
【答】警察の立会いについては、取り締まり強化の方が安全との黒山警察の見解でもあるため要望する。
A西小付近の茱萸木3丁目の三津屋橋付近の安全対策について
【問】@東西道路が優先道路であるが、道路形態は、河川管理道路の方が幅広く優先道路に見える。河川管理道路側の一旦停止を明確にすべきである。A橋の「欄干」と北西部の角にある建物等で見通しが悪いためカーブミラーの設置を求む。
【答】 @優先道路の表示看板を設置する。Aカーブミラーは検討する。
B池尻体育館前に押しボタン信号設置を要望
【問】 この場所は、東幼稚園への通園路につながる箇所でもあり、押しボタン信号器は保護者から強い要望となっている。対応を求める。
【答】 この箇所はカーブの中間点であり、横断歩道や信号機の設置は困難との見解である。しかし、東幼稚園への通園で横断している現状もあるため警察と協議する。