大阪狭山市の9月定例議会が、9月1日から29日の間、開かれました。
主な議案は、平成15年度(03年度)の一般会計や国保、上・下水道など特別会計の決算認定と保育所定数の変更など条例の一部改正でした。 日本共産党市会議員団は、「市民こそ主人公」の立場で積極的な提案をするなど市民要望の実現に奮闘しました。
長引く不況のもと生産の海外移転や安い製品の輸入、リストラと下請単価の
切り下げなど中小零細業者は大変な状況が続いており、地域経済と雇用問題は深刻です。
こうした中で市内の需要を喚起し、地域経済の活性化を図り雇用の場を確保する対策の一つとして、住宅リフォーム助成を提案しました。
工事費10%(上限10万円)を地域商品券で助成
内容は、自宅を市内業者により改修・リフォームした場合、市が施主に奨励金として工事費の10%(上限は10万円程度)を商品券で交付する。この商品券は市内に本社がある店やスーパー、コンビ二、個人商店で使用できるようにします。
◆対象の工事は増改築、模様がえ、バ リアフリー化、トイレ、風呂、台所 の改修。屋根、外壁改修など。
◆助成対象は、30万円 以上の工事とする。。
◆手続きは、施主が請負 業者に工事の支払いを してから市に助成申請 をする。(必要書類は、 工事前と完成後の写真、 見積書、領収書、納税証明書など)
◆市が審査して助成基準に合えば商品 券を施主に交付する。
この助成制度は、@市内業者の仕事がふえ雇用創出につながる。A商品券による(市内に限る)買い物で、地域の商店にも経済効果が及ぶ。など地域が元気になるものです。
すでに実施している自治体では、予想以上の経済効果があり、地域経済に活気をもたらす結果が出ています。
昨年8月から実施した滋賀県長浜市では、今年3月までの8ヶ月間で12億円の経済効果があり、今年度の助成予算を2倍の2000万円に増やしています。
「活性化が期待される
資料とりよせ調査する」と市長
市長は、「住宅リフォームには建設業の多くの業種がかかわることから、雇用を生みだす効果がある」「商品券による助成は、他の業種への波及効果もあり、地域経済の活性化につながるものと期待できる」「実施自治体の資料をとりよせ調査検討したい」と積極的な回答をしました。
自民・公明・民主など、憲法9条改定の発言や動きが強まっています。その背景にアメリカの強い要請があります。
アメリカ国務長官が「憲法9条は日米同盟の妨げだ」と述べたように、そのねらいは、「アメリカの起こす戦争に、日本がいつでも協力できる国づくり」にあります。
しかし、国民世論は憲法9条を守るべきが多数であり、世界の流れも「戦争のない世界を」というのが大勢です。 市長としても9条をはじめとする現行憲法を守る立場にしっかりと立つよう求めました。
市長は、「憲法9条は平和憲法の象徴であり、世界に誇るべきわが国の平和憲法の精神を失うことのないようにすべきと考える」と答えました。
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日本共産党市会議員団は、市民のみなさんから寄せられたご意見ご要望を一般質問で取り上げ市政に反映しています。
主な質問と答弁内容を紹介します。
■学校の安全対策の一つとして門前に安全管理員の配置を提案する。
《市教育委員会答弁》
地域の協力を得て、子どもたちの安全を守る体制を強化していく。
■南中学校区PTAが、不審者情報を保護者に携帯等のメールで提供している「メーリングリスト」を、全PTAに普及推進を要望する。
《市教育委員会答弁》
PTA連絡協議会は、市内全域実施の方向でとりくんでいる、可能な限り支援体制をとる。

■陶器山の市道天野福田線を遊歩道か、歩行者専用道路に。
《助役答弁》
遊歩道は困難だが歩行者専用道路は可能と思うので警察と協議する。
■今熊にある「市民の森」を、市民にわかるようにすべき。
《助役答弁》
看板などで表示します。
■陶器山地域の保全について市の考えは。
《助役答弁》
貴重な緑の保全は大切であり多方面から検討したい。
■防災公園の整備状況と駐車場・あずまや設置の進展状況の報告を求む。
《助役答弁》
今年は、照明灯や路面整備などを行い、来年4月開園する。駐車場は3千uの用地の中で確保。あずまやも池の堤防敷に建設する。
■市に寄付される3千uの用地は、地域住民の要望にそい広場として確保を求む。
《助役答弁》
3千uの土地は当面公園的な広場としたい。
■北幼稚園の廃園で、東野幼稚園に通園しなければならず、通園対策が必要となっている。 また、ふれあいの里と総合体育館を結ぶ路線がなく不便である。ぜひ、東野と池尻を結ぶ路線の実現を求む。
《都市整備部長答弁》
平成18年4月を目処として取り組んでいきます。
■下今熊への乗り入れを。
《都市整備部長答弁》
平成17年4月を目処に運行できるよう南海バスに申し入れている。
■通園、通学にも利用できるよう前後30分の延長などダイヤ改正を求む。
《都市整備部長答弁》
来年4月のダイヤ改正にあわせ、趣旨に添って検討します。

■高齢者や障害者は狭山駅の長い階段は大変。
橋上駅の改札に上がらず、ホームから駅舎外へ直接でられるよう、無人改札を設けるなどの改善を南海に要望を。。
《都市整備部長答弁》
南海の意見を聞きながら研究し、要望もしたい。

■狭山池の改修後、アオコの発生や腐敗による悪臭の苦情などが出ている。水質の回復浄化に責任をもつよう大阪府に申し入れを。
《都市整備部長答弁》
水質浄化など管理面について申し入れる。
■狭山池ダム管理事務所を市民が活用できないか。
《都市整備部長答弁》
測定機器もあり現状では活用は困難です。
■車の速度を落とすために路上に設置する一種の障害物「ハンプ」が開発され、国土交通省では全国の自治体に社会実験参加を呼びかけている。地域の交通安全のため、ニュータウン環状線で実施してはどうか。
《都市整備部長答弁》
交通量の多いニュータウン環状線でのハンプ設置は困難と考える。速度の抑制策については多方面から調査研究していきたい。
■使用済みペットボトルは売却でわずかながら市の収入となっているが、再利用範囲が広がり、売却価格の引き上げが可能となっている。
入札を含め、売却価格引き上げの検討を求む。価格向上のため、洗浄とふたの取り外しや、売却収入を公表するなど、一層市民の協力が得られるように。
《都市整備部長答弁》
他市の状況も見て、売却価格を検討する。一層の協力を市民に呼びかける。
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